Photo by Andy Arbeit on Unsplash大原の里、三千院門前の食卓
京都中心部から北へ向かう山里・大原。三千院門前で食事と甘味を兼ねる 1 軒と、築 150 年超の古民家で大原野菜を味わう 1 軒を紹介。
大原は京都市中心部から北へ約 1 時間。三千院や寂光院を擁する山里で、観光地化された京の街なかとは表情を変える土地である。本記事では、三千院門前で食事と甘味を兼ねる 1 軒と、参道沿いの古民家で大原野菜を味わう 1 軒を紹介する。大原は手打ちそばでも知られる土地。そば処は別記事大原のそば処 — 里山の手打ちそばで紹介している。
大原という、京都のもう一歩先
大原は左京区の北端に位置する山あいの集落。京都駅から京都バスで約 1 時間、出町柳から約 45 分。比叡山の北西麓に広がる田畑と寺院、三千院をはじめとする天台の古刹で知られる土地である。
もうひとつの顔は、季節野菜の産地としての大原。洛北 (らくほく、京都市北部) の冷涼な気候と寒暖差を活かし、「大原野菜」と呼ばれる青菜・山菜・根菜が育てられる地域として知られる。三千院参道沿いには、その大原野菜や郷土の素材を組み込んだ食事処が並ぶ。
京大原 芹生茶屋 (三千院門前)
芹生茶屋は三千院の門前に立地する食事と甘味の店。大原の「芹生 (せりょう)」の関連店舗で、参道の入口にあたる位置に構える。看板は、団子・抹茶わらびもちといった甘味と、にしんそば・カレーそば等の食事。にしんそば (鰊そば、身欠き鰊を甘辛く煮て蕎麦に載せる京都の定番) は、参道を歩いた後に座って一品で味わえる。大原観光保勝会のリストにも掲載される、地域に根づいた一軒。
志野 松門 (大原勝林院町)
志野 松門は大原勝林院町、三千院参道沿いに立地する大原野菜の店。公式情報によると、2013 年秋のオープンで、築 150 年以上の古民家を改装した建物。元は大原郷土資料館として使われていた空間である。看板は「八菜ランチ」。地元大原・洛北の季節野菜を多彩な調理法で組み合わせた一汁八菜で、味噌・調味料を手がける「味工房志野」がプロデュースする。参道の茶屋とは異なる古民家空間で、同じ大原野菜をじっくり味わう一軒。
紹介店舗 (2)
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訪問のコツ
大原へは京都駅前から京都バスで約 1 時間、出町柳からも約 45 分。三千院・寂光院・宝泉院などの寺院巡りと、参道沿いの食事処を組み合わせると半日の小旅行になる。
季節としては、苔の青が深まる初夏、紅葉に染まる秋、雪化粧の冬がよく紹介されるエリア。食の観点では、春の山菜・夏の青菜・秋の根菜・冬の漬物と、大原野菜の表情が変わる流れも訪問のタイミングを選ぶ手がかりになる。
営業時間・定休日・最新メニューは、各店舗の Google Maps リンクから確認できる。